PDFをJPGに変換

PDFをJPG(JPEG画像)に変換するには、フリーの高機能軽量画像ビューワーIrfanviewを使うのがもっとも手っ取り早いです。

Irfanviewは様々なプラグインを組み込むことで対応形式を増やすことができます。
今回PDFの表示に必要なプラグインはPostscript.dllだけですが、一気に組み込んでしまいましょう。

以下のIrfanviewの本家のページから

「2. You can download ALL PlugIns as one large ZIP
Alternative download site: irfanview_plugins_427.zip」
のリンクを選択し.ZIPファイルを1つダウンロードしてきます。解凍して出てきたファイルをインストール先の中の [IrfanFiew\Plugins]フォルダの中に.DLL等をすべて放り込んでください。

  • 「C:\Program Files\Irfan View」が標準のインストール先かと思われます。
  • このときに解凍ソフトが自動生成してくれた「irfanview_plugins_427」フォルダ自体をpluginフォルダの中に入れてはいけません。フォルダの中身をpluginフォルダに入れてください。

PDFの表示にはさらにもう一つソフトが必要です

より 緑色の「Download Now! 」ボタンから gs***w32.exeをダウンロード&インストール (***には最新版の数字が入ります)

あとはIrfanviewでPDFファイルを開いて[ファイル→名前をつけて保存→ファイルの種類:JPEG→保存]で終了


以下の情報は古い、もしくは間違ってる気がします。参考にしないでください

ただ見られればいいって人はここまで、と銘打って軽量インストールの方法を示します。

Ghostscriptのインストール時に、普通の利用者には余計なドキュメントやらサンプルやらも一緒にディスクにコピーされてしまいます。
最低限PDFの操作に必要なファイルは…

    • "C:\Program Files\gs\gs8.64\bin\gsdll32.dll"

だけ。(っぽい。深くは検証してません)(一例です)

Irfanviewレジストリの値を参照してGhostscriptの場所を探ります。
具体的にはここ [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript]
頻繁にOS入れ直すだの、バックアップ機能をあまり利用しないだの、という人には[最小ファイルのコピー+設定記載のレジストリの結合]で利用したいケースもあるでしょう。

#Ghostscriptのパス的レジストリ設定.REG

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript]

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript\8.64]
"GS_DLL"="C:\\Program Files\\gs\\gs8.64\\bin\\gsdll32.dll"
"GS_LIB"="C:\\Program Files\\gs\\gs8.64\\lib;C:\\Program Files\\Ghostscript\\fonts"

このレジストリファイルとgsdll32.dllのコピーだけで動作します。たぶん。
ファイルパス(特にバージョン部分)は個々人の中の環境に置き換えてね。
"GS_LIB"=…の行はなくても問題なさそうです。閲覧してファイルに保存といった使い方を一通りした感じでは。DLLだけで完結してますね。

#私の環境での設定ファイル例.REG

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript]

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GPL Ghostscript\8.64]
"GS_DLL"="C:\\TOOLS\\IrfanView\\Plugins\\gsdll32.dll"